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2009年5月24日 (日)

細身の乙女 ロロ・ジョグラン

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南半球にあるインドネシア共和国のジョグジャカルタ近郊にユネスコ世界遺産に登録されている世界遺産、ボロブドール寺院群とプランバナン寺院群。共に1991年に文化遺産として登録されました。
ボロブドールは仏教遺跡として プランバナンはヒンドゥー教の遺跡として
ともに世界最大のものです。

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プランバナン寺院群の付近は、あちこちに遠巻きに見るとタケノコ(アスパラの頭にも見える)のような形の塔が点在していて、住宅も石積みのものが多いため遺跡とそうでないものの境界が『大きさ』のような気にさえなります。

寺院群のうち中心的存在であるプラバナン寺院は古マタラム王国のバリトゥン王(在位898年~910年)による建立と言われる。
古マタラムの王宮もこのあたりにあったと考えられているが、伝染病が流行り10世紀ごろ遷都した。
のちの1549年の地震で遺跡が大破した。しばらく忘れ去られていたが、1937年から遺産の修復作業が行われている。
プランバナン寺院群はヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級で、仏教遺跡のボロブドゥール寺院遺跡群と共にジャワの建築の最高傑作の一つとされる。
   (ウィキペディアより)

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ガイド(現地人案内員)の人の話でも修復作業はまだ続いているらしい。
周囲にはまだ、瓦礫の山が転がっていて、地震で大破したというものをよくここまで直したものです。
外壁のレリーフ部分ならいざ知らず、かなり高度でピースの重いパズルなんだ。

『このあたりに住む皆さんが家を作りたいため、静かにたくさん持ち帰りました』へんな日本語…)

そっかー…それで近くの家も遺跡っぽいのか…
遺跡で作った新築住宅っていうのかな…

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プランバナン寺院は現地では『チャンディ・プランバナン』と呼び、またの名を『ロロ・ジョグラン(細身の乙女)』と言うそうです。
確かに細い。遠くからでも目に付くその大きさも現地で周囲を回るとそれほどでもない。
他に高い建物がないということもあるけど、よほど地盤がしっかりしていないとすぐ倒れてしまうんだろうね。

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Fh000096 寺院内はさほど広くはなくご神体と呼べる像があって壁は中で火を焚いたのかと思うほど煤が付いたようで黒っぽい。

それぞれに祀ってある神様が違い、ビシュヌやブラフマー、ガネーシャなどの像があります。それと共に神様の乗り物である動物(牛)が安置されていた。

『どうぞ牛の背に座ってください。きっと幸せがありますよ』

Fh000100みんな座っていくようで牛の背はきれいだ。
でも、背に座ってご利益というのもなんだか変な話。。。

インドネシアの主たる宗教はイスラム教で、仏教・回教そしてヒンドゥー教は少数派になります。隣のバリ島はヒンドゥー教(厳密には一宗教ではない)が主たる島だからインドネシア全体は、実にさまざまな信心があることになります。
だから、プランバナンやボロブドールは、地元の人にとって単なる客寄せの見世物に過ぎないのかもしれない。
だから、地元の人々もホリデーのお出かけ感覚で普通にここを訪れるようです。
『東京』とか『横浜』と大きく刺繍したキャップを被った子がたくさんいたなぁ。。。流行ってるらしいけど。それをいったら日本人も意味も知らない言葉を書いたTシャツを着たりするしね。

ところで牛に乗ったご利益というのは『多産』なんだって。。。

Fh000102 これほどに大きな寺院を誇った権力も時代の流れに消えて行き、国の宗教も考え方もすっかり変わってしまったのかもしれません。
道は、ノーヘルメットの二人乗りオートバイが常に過密状態で走っているし、信号機があってもほとんど守っていない。(ほかの車とかが来ていないとブンブン入っていく)
どこにいてもオートバイのエンジン音が聞こえるから、ガムランとかジェゴクのような郷土芸能楽曲の屋外録音は難しいらしい。

こういうインドネシアの社会を見ていると、昭和の高度経済成長期の日本を見ているような気がしました。

ホテルに戻ってテレビを付けるとインドネシア語のラッパーがマイクを持って凄みを利かせていた。こういうのは世界共通なんだな。。。

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プランバナン寺院群は、2006年5月27日に起きたジャワ島中部地震で被災。大きな被害を受けたそうです。その後、修復作業が行われていますが、いまだ作業完了していないらしい。
その以前に行った時の画像なので現在の様子とは異なるかもしれません。

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うーんsweat02 思った以上に気味の悪い絵になったなぁ。。。coldsweats01
インドネシアでは犬より猫の方が各が上だそうです。

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2009年5月17日 (日)

鮮やかな地獄

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●へ

Dscf8661いつも元気な●は
最近、どこか弱気が見える
2年前はまだまだいけいけだったョネ!
もうあの時から10年くらいたったような●に
最近はそう思います

母は心配はしていません!(何事も経験)
あなたを信じているから
まだまだ地獄があるんだョ!

母もあなた以上に年(歳)の分、地獄を見たし
体験もしてきました。
みんな体験または経験をしているのです。
それ以上の人々もたくさんいるのです。
まだまだ●は幸福だと思うョ!
母の声を聞きたくなったらいつでもTEL下さい!…

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戦後並とも言われる景気の低迷。
失業率6%台も間近と言われています。
新卒者の就職内定取り消しや自宅待機。
とりあえずの就職内定率を誇る学校もその内訳には微妙な感が…

Dscf8670 『仕事があるだけましだよー』

『ボーナスでるだけマシと思わなきゃ』

『時代は変わったんだよ…』

戦いを忘れた群れが四列縦隊で進む様
うつろな目 うつろな子どもの目 うつろな芽生え
リアルと見分けの付かない敵に無制限な銃を向けてうつろに撃ちまくる。
『あっ!民間人だった』 減点…

Dscf8666 時間を縮める機械 時間を省略する機械 時間を先に進める機械
何も変わらないようでいながら人は機械の一部になって機械に奉仕してるみたいだ。

気難しい機械 気難しい自分 気難しい夢
それでも手放しがたい恍惚の桃源郷。

ショボいユートピア ダサいフロンティア マイブームなサンクチュアリ
ひとりだけの夢 ひとりだけの居場所 ひとりだけの応接間
ホラごらん…居酒屋のウリだって『隠れ家の雰囲気』だってさ。

Dscf8672人生に借りがあるのか 貸しがあるのか
手の届くものが取れないみたいで 実はてを出してもいない
心の傷だけが生きている証明のような気がして、癒えた傷の痛みさえ懐かしくて懐かしくて…ただ懐かしくて

でも案ずることはありません。
時代の良し悪しに関係なく、何時もたわわの実りを得る人もいれば、空の器をただ眺めるだけの人もいるのです。
自分も含めて、みんなキリギリスなのかアリンコなのかさえも判りません。
いくら時代が良くても世を儚みたくなる人はいたのです。
始まりから極論 そして弁解

実りは餅撒きのごとく手が届いた人のところへ
そして痛みは皆に公平に分配。
傷つけられる覚えの無い人まで平等に

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広い空 新緑芽吹く広大な北の台地。
北海道らしい風景の中に北海道の象徴らしくサイロと牛舎がポツーンとたたずむ。

いるはずのものは居らず 住んでいるべき人も忘却の彼方。
ただ そこに営みがあった証明だけが現代遺跡のようにそこに存在するだけ。
さても その大地の同胞(はらから)にブルーの不似合いな袋が大量に置かれてる…。

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『また、不法投棄か…』

Dscf8665 近頃は、ごみ排出も有料化の市町村もほとんど。
それほどに地域財政も逼迫しているわけ。でも処理費用は行政との折半(税金)です。
分別もルール化しているから指定外物の混入は回収されません。
だからといって他所の町に置くのは筋違いですよ。
でも よくもまぁ こんなところまで……?

違う…ごみじゃない
きれいにたたんだ衣類 子どものオモチャ 布団や日用品…
不要になったというよりも 手身近な荷物入れにしたような感じ。

束ねられた書簡はライフラインの支払い催促通知と供給停止勧告。
それら全てが仮にここへ置かれたのか 用を無くしたのかは計れません。

地獄 生き地獄にいた
それが自ずからはまり込んだ地獄なのか すべからず堕ちてしまったところなのか…
とりあえず逃げ出した道行の途中がここであったことには違いありません。

Dscf8664地獄と天国が絶えず交差するこの世。
まだまだ捨てたのもじゃないと…思うけれど
この有様を前にして何す術も その力さえも ましてや救う手立ても そして行方さえもわからない自分には
ただ静かに涙するほかに なにもできません。

空の財布の中に 母からのせいいっぱいの励ましが記された言伝が残されていて…

地獄と称された大地に春は芽吹き 雲が青空を流れていく
あまりにも美しい地獄絵図は 昔からそうであったように
未来にかけて地上の出来事に無関心です。
寛大に残酷に実り 癒し続けていく

春の香りは “甘く危険な香り”…なのかな

地獄から何とか抜け出せていられればね。
それだけは祈ります。

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救済が流行とは無縁なものであり続けますようにthink

生意気言ってすいませんsweat02

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2009年5月12日 (火)

ひとりじゃないの

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私はナギサ 風に乗って青空を旅する幽霊。
どうにもこの辺りはイジワルな風が多いのか海に行こうとしているのになかなかたどり着けない。
昨日なんか高いところから海が見えていたのに風に引き戻されて、また山の方へ戻ってしまった。

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「ホントにもぉー」

「何を怒ってるんだい?」

Dscf9180_2 家が話しかけてきた。
あちこち痛んで、骨ばかりになった屋根から白々と明けて空が見えている。
風は昨日と同じで山の方に向かって吹いているようなので、また足止めかと思ってうんざりする…

昨日も数え切れないくらい風を乗り換えたけれど、進んでいるような、いないような…
必死(幽霊だけど)になっても仕方がないので、この家に夕べから泊まっていた。
幽霊といっても私もやっぱり人だから、夜は何かにぶつかるのが怖くて飛ばないし、屋根のあるところで休みたい。
もちろん、生きてる人のいるところには行けないし、崩れているとか汚れているとか…そういうのは幽霊の私に関係ない。

「風が…言うこと聞いてくれないんです。海に行きたいんだけど…」

「海?そこのテレビで見たことがあったなぁ。わしも行ったことはないけどね…でも今ごろは、南からくる温かい風が多いから風に言うこと聞かせるのは難しいだろうね。故郷を目指す鮭みたいなもんだわ」

「そうですか…やっぱり。もう少し明るくなったら、海の方へ向かう車に乗せてもらおうと思うんですけど…海に向かう車って、この前の道、通りますか?」

「うーむ…車のことまでは分からないな…でも南の方から、この辺とは香りの違う車が通るから左の方へ向かう車なら行くんじゃなかろうかね」

「はい、そうしてみます…」

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南の風が穴の開いた屋根から吹き込んできて私をからかうように剥がれかかった屋根の鉄板をカラカラ鳴らしている。

Dscf9195 「こんなになっちゃって屋根…痛くないですか?」

「いや…別になんともないさな。冬の北風が悪さして…わしも歳だから、やられ放題だよ。それでもご主人が帰ってくるまではなぁ…」

「ええっ?」coldsweats02

屋根にこんな大穴が開いて部屋の中に木も生えてきてるのに家の人が帰ってくるんだろうか?
もし、そうでもこの有様を見たら、たぶん入りもしないで帰ってしまうと思うけど…

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「そうとも!だからストーブもテレビもちゃーんと置いていってる。ここの子の大事なオモチャもな。だから家族が帰ってくる日までわしは、ここから消えるわけにはいかないよ」

Dscf9177 「…その日からどのくらい経つんですか?」

「もう40年近くなるかなぁ…」

「えぇっ40年sign03coldsweats02

それって私が生きていた頃どころか、私を生んだママさえ生まれていたかどうかってほど昔じゃない…

Dscf9175「帰って…くるんですか…?」

「そうさな!出発の日、わらしっ子は泣いて嫌がったが、父親の『すぐ帰ってこられるから!』の言葉についていったのさ。わしもそう思っている」

「でも…40年って…」coldsweats02

「何が?」

「いえ…別に…」coldsweats01

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Dscf9201こういうところに来るのはカメラを持ってる人くらいなんだろうけど…
もう、ここに住んでいた人は帰ってこないと思う。その子も今じゃすっかり大人なんだろうし、この家のことも覚えていないのかも…。
でも、お家に時間は関係ないんだろうな…少なくともこのお家は。

Dscf9196たぶん、お家は捨てられちゃったんだろう。
始めはそういうつもりじゃなかったんだろうけど、事情があって引っ越したんだと思う。
私の家の隣に越してきたカズくん一家がそうだったみたいに…

私もカズ君に忘れられるのかな…このお家みたいに。
そう考えるとウルウルしてきた…体のない私。幽霊のわたし…

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「おやおや?どうしたのかな?何があったか知らないが…」

「いいえ!なんでもないです。私のお家のこと思い出して」

Dscf9200 私のいた家もあの嵐の夜、屋根に大きな穴が開いて陽の光が入ってきた。
自分が、死んじゃって幽霊になったと気がついてから、明るいところに出ると蒸発しちゃうと思ったから太陽が怖かったなぁ…それで気がついたら何年も経ってた。
屋根が壊れなかったら、まだずっと家にいたのかもしれないね。

どうしてるかなぁ…私の家。「行っておいで」と送り出してくれたけど心配になってきた。
あれからどれくらい経ったんだろう…

「まあ、あせっても仕方ないさ。のんびりやんなさい。風もいつかは言うことをきくものさ」

「はい!そうですね」

陽が昇ってきたようで、部屋の中にも光が射しこみはじめてきた。

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Dscf9187 「あれ…あれは…」

押入れの中にひときわ眩い光が射しこんで、きれいな女の人の顔が浮かんできた。

「ああ…あれは『白雪姫』だよ」

「白雪姫って…あれはお話のひとじゃ…」

「ワシにはよく分からないが家の者は、そう言っていたな」

白雪姫ってホントにいた人だったの?
でもホントに美しい人…お話のことじゃなくてホントにいたかもしれない。

「その白雪姫がいるからワシもひとりじゃないって思えたのさ。いつも慰めてくれているよ…」

ゴーッ…

前の道を大きなトラックが走り抜けて行った。
朝がようやく動き始めたようだね…私もそろそろ行こう。
風は…穏やかな朝だけど、風はまだ気むずかしいらしい。

Dscf9208 「一晩お世話になりました。私、もう行くことにします」

「そうかい…ひさしぶりに楽しい夜だったよ」

「ちょっと…ここで着替えていっていいですか?」

「別にかまわないよ。なんなら目をつぶっていようか?」

「かまわないです…でも見たことは秘密にしてください」

「はい、わかりましたよ…」

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「ほお…こいつはたまげたな…」

「私の特技なんです。短い時間しか持たないんですけど…ホントにナイショですよ」wink

「もちろん!約束だからね…あんたもどこかのお姫様みたいだな」

「いいえーっ言いすぎですよ。coldsweats01それじゃさよなら。お元気で…」

「はい、さようなら。元気でね」

家の前のササをかき分けて表に出た。
足にササが絡まって進み辛い。こういう時は、体を持つというのも面倒なことだと思う。

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家のすぐ前に横たわる道の脇に立ってこっちに向かってくる車を待った。
たしか…向こうにいく車に乗せてもらえば海の方へ行けるんだ。
前にこうして道端で走ってくる車をジーッと見つめていたら乗せてくれたことがあったから、またそうしてみよう…あ…来た来た…

Dscf1617プシーッ…
大きなトラックが止まって、ずっと上の方にある車の窓から男の人の顔が覗いた。

「どうしたの?ヒッチハイクかい?」

「あの…海まで行きますか?」

「海?…まあ海沿いには行くよ」

「お願いします!」happy01

Dscf1660_2 乗り込んで両手で大きなドアを バンッsign03 と閉めるとトラックは、ゆっくり動き始めた。
このところ、仮の体も使っていなかったのでちょっとくたびれる。
軽くため息をついて外を見ると窓のところの鏡にさっきの家が写ってどんどん小さくなっていくのが見えた。

「旅行してる人?」

「え…はい!ずっと、ひとり旅してます」

「ふーん…それにしちゃ身軽だね」

「はい!風に乗れちゃうくらいですから…」

「ええっ?面白いこと言うね。ハハハ…」

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男の人は、大きなハンドルを握りながら笑ってた。
そりゃあ、そうだよね。

もうすぐだ、海…海。

Youtube 「ひとりじゃないの」天地真理

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2009年5月 2日 (土)

KUSHIRO DAISUKI

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釧路市の写真タウン誌『KUSHIRO DAISUKI』に『ルイン・ドロップ』が取り上げられました。
今年に入ってから“アルファ・ブロガーアワード”にノミネートされたこと(結果は選外)についで、ねこんには大事でした。
これから、どうなっていくかも楽しみのひとつです。

こちらへは本誌掲載のアドレスから来てくださった方も多いようなので、今回は釧路の街を歩いて見たものを紹介します。
普段、歩いていても気に止めないものかもしれませんが覚えがあるシーンでしょうか?ということで。。。

Holga2_3男と女 象徴的風景

北海道でよく見るこういった像は
女性だと 実りあふれる『未来』
男性だと 開拓の労苦を印す『過去』
そう感じるものが多い

大地に根ざす男性的な塔と
橋の上で可憐に舞う女性
現実には大地に根ざすのは女性で
飛びまわるのは男性だったりする

Holga1地下道

閉鎖的な場所で注意を促す表示もあって
とかくネガティヴなイメージが付きまとうから
通るとき気が引き締まる。

夏場でもひんやりして心地よい空間
闇があるから光の真価がわかる
花火も闇があってこそ映える

でも闇や暗がりといった類は
貧乏くじを引かねばならない

Holga0冒険者

人が自然をよじ登るから 自然も人のものをよじ登る
街の真ん中で ひとり挑戦を試みる冒険者
場所が場所だけに ちょっとした威圧感があるね

環境や自然の破壊が叫ばれるけど
自然がその気になれば
人工物を取り込むことなど
とても容易いような気がする

それを受け入れるから自然は寛大なのかな

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西部劇

西部劇で描かれる時代
自分の銃(ガン)と馬を持つことが
男のステータスとでも言うみたいに
映画はガンマンをヒーローに見たてる

世を越えて 銃はギターに 馬は車に
今もあまり変わらないみたいだ
変わったのは女性も浪漫を追うようになったこと
そしてアウトローさえ群れることを覚えたこと

Holga4_2

火 そして水は簡単に手に入るけれど
人の暮しの基本として不可欠なものだ
神の御前でも必ず使われるほど尊いものです

絶え間なく湧き上がる水
天を焦がすがごとく燃え上がる炎

水そのものを作ることはできないし
指先数本で簡単に得られる炎も
道具がなければ得ることはとても難しい

Holga5 四つの顔

世の多くは四つに分類される
『起承転結』『春夏秋冬』『喜怒哀楽』。。。

隙間にあるほとんどのことは
どっちつかずの『曖昧さ』
YESが言えない NOと言い切れない

パテ4枚入りのハンバーガー 
名前がゴージャスで厚さが増しても
ほとんど変わらないプライド

Holga6古い窓

窓枠は額縁に例えられる
外を室内に飾るためのフレームなんだそうだ
でも装飾は外側だから
飾られているのは室内の方じゃないのかなぁ…

アルミサッシの合理的でメンテナンスフリーの窓よりも
こんな建付けが狂って面倒そうな窓の方が
多くのものを映してるんだと思う
窓は目なんだ

Holga7ゴミステーションで見たオブジェ

あちこちで見かけた
何かが壊れたなごりかもしれないけど
コレが完全系で鳥除けの意味があるかもしれない

大きな頭に ふたつの大きな目玉
猛禽類を思わせるから
そういう意味なのかもしれない

ちょっと おとぼけ顔だね…

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当たり前のように昔からあって
みんな当たり前の景色のように通り過ぎる
かつてその下を通った鉄路は 今では幻となった町から黒いダイヤを運んできた。
北海道のあちこちに炭鉱というのがあって、日本の戦後復興に尽力したそうです。
鉱山(ヤマ)の最盛期の頃は、常にヤマから出る煤煙が空も屋根も塗りつぶしていたらしい。
そんな暮しを知る人にとって ヤマが閉められて戻ってきた青空は実に恨めしかったそうだ。

跨ぐ物がなくなった橋は相棒も失って存在意義も見失っているかのようだったけれど
実は白い汗をかきながらも家庭菜園の守をしていた。
そんな労苦を労うのは咲き乱れるコスモス

花言葉は『乙女のまごころ』

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