新・恐竜公園
あらかじめ、おことわりいたします。ここは『廃墟』ではありません。
こちらは、町と地域に管理された現役の公園です。
ですが、公園は変わりました。子どもの姿を見かけることも極端に少なくなっています。
少子化・地方でまで聞かれる不審者情報・子ども自身の心…
子どもの声のない公園は、いくら維持整備されていても『廃墟』と等しくなってしまうのではないでしょうか?
それともこの『廃墟』は人の心の中から来るのでしょうか…
『新』と名付けています。
それというのも本家がありまして、師匠カナブンのサイト北海道廃墟椿にて『恐竜公園』が紹介されていますのでご覧ください。今回はその続編ということになりますが場所も状況も異なります。映画でも『続』とか『新』とか『2』などと付いても設定以外は別なものということもあるのでそんな感じで軽くご覧ください。
いきなりトップから強烈さんです。
これは、草食恐竜のステゴサウルスか、肉食恐竜のスピノサウルスか、もしかするともっと古生代のディメトロドンか。判断につまるところです。
小さい子にはインパクトが強くて泣いてしまいそうですね。造形的にこれが最も自然な形ですがやってみると意外に怖かったという好例です。
逆登りを戒めるには最適かもしれません。へこたれない子もいるのでしょうが…
続いて、この公園の主役のイグアノドンの仲間、カモノハシ竜のマイヤサウラと思われます。
1978年、アメリカのモンタナ州で集団の営巣跡が発見されたことでも有名で、恐竜の集団生活や子育てが確認された例でもあります。体長は9m。ここのものはちょっと小ぶりで3.5m程です。
近くからでは顔が確認できないので側の遊具に大人気なくよじ登ってみました。と思ったらすごく揺れる…付根のコンクリートがちょっとゆるいようです。
顔は…ちょっと怖い!この顔で全白眼はキツイ表情です。かわゆくというよりリアル追求です。それにしてもどうしてこんな恐竜がここに?
十数年前に隣の市で『恐竜博』というイベントがあったので、その関連の払い下げかもしれないですが未確認です。
上から下を見ると、足跡だ!途中で蜘蛛を餌食にしたようです。草食恐竜なのに…意外に歩幅が小さく内股ぎみでマリリン・モンローしているように小幅な感じ。
こんな、今の小学生のハートをわしづかみにする公園なのに小学生の姿を見ないのはなぜなのでしょう。滅亡したわけでもないのにね。
それとも公園種の小学生は、すでに滅亡してしまったのでしょうか。
むしろ、出没するのはもっと進化した夜行性の年代か?
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コメント
質感がリアルでいい感じです。
滑り恐竜は当たり前ですが安全な遊具っぷりですね、牙がないのがちょっと不満です。
投稿: カナブン | 2007年8月20日 (月) 12時05分
大人だと眉間に一徹です。
公園って海とも山ともつかないおかしな造形物があるのでけっこう好きです。子どもがいたらさすがに撮りずらいですね。
投稿: ねこん | 2007年8月20日 (月) 12時59分