ゴッホの家
あおり気味に撮った画像なので、良く伝わりませんが、ゆがみの激しい家です。
近くの建築事務所に利用されている廃校を見学させてもらっての帰りに見かけました。
波トタンの目張りを執拗に施してあるため、内部調査は不可でした。
でも、どのパーツひとつとっても無駄の無い感じにアートしているようです。言うなれば『ゴッホの家』。巨匠ヴァン・ゴッホの絵画のようにデフォルメされています。
土壁、トタン屋根、合板、新建材、波トタン、錆付いた屋根と煙突。材料に統一感は無いのにちょっといい感じです。
ここから人が去ったのはいつのことでしょう。牛舎と物置があって、野ざらしの農機があちこちに点在、庭木も節度の無い成長をしているので、そこそこの年数は経過していると思われます。牛舎も住宅同様閉ざされています。壁に薬剤投与の覚書があります。近辺は河岸段丘に細い河川が数本入り込んでいる地形で起伏の激しいところです。雨で土砂が流れやすいか、火山灰の層が浅いのか畑作は盛んではありません。
周辺は専業の酪農家が多いのが特徴です。
家の屋根も年代のわりに個性的です。このような急勾配の屋根は住宅より牛舎に多いものですが、ここは牛舎の方が三角屋根でした。
けたたましい何かの鳴き声に気がついて探してみると住宅の上にかすかにかかる枝の上にエゾリスが一匹。
なにやら物凄い勢いでこちらを威嚇しているようです。
警告されているようなのでこの辺で退散しましょう。
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コメント
あーこの家見たことある~・・・
けどどこだったっけ・・・確かあの辺・・・
気になるので今度仕事帰りに探してみまっす!
投稿: haru | 2007年7月 7日 (土) 01時08分
おひさです。札幌はどうでしたか?
この家の辺りharuさんは通るかな?(ローカルヒント;チンネル)
今度の日曜、午後1で交差橋へ行きます。
投稿: ねこん | 2007年7月 7日 (土) 01時13分
札幌よかったですよー!いい写真がたくさん撮れました。
今度の日曜ということは明日でしょうか。
ゴゴイチですね・・・メモメモ。
今日あの道を通ってきましたが
草がすごいことになってます。
蛇や虫などに気をつけてくださいね。
投稿: haru | 2007年7月 7日 (土) 22時27分
明日行きますよー。
ヘビはキツイなぁ…師匠にも見せられてちょっと臆している…
投稿: ねこん | 2007年7月 8日 (日) 00時09分