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2007年6月27日 (水)

銀河の架橋

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「お~っ!なんだかかっこいいぞ」
小さい頃に畑の真ん中に立っている高圧送電線の鉄塔をその強大さに憧れの目で見ていました。ロケットの発射台というか、巨大ロボットの作りかけみたいで、ワクワクしました。いつか、あれに乗り込んで闘うんだ!(無理)と想像にふけったものです。
下から見るのは初めてですね。全体像に比べて細い鉄骨で緻密に作り上げられています。見ようによっては遊園地の遊具のようにも見えます。

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Dscf1658  目的地に行く途中からいきなり脱線です。おっと今回はそんな言葉を使ってはいけませんね。しかし、こちらは脱線ではなく『廃線』です。
 国鉄・JRを経て第3セクターの路線として地域の足、鉄路マニアに愛された『ふるさと銀河線』。
 「廃キング」の途中、路肩で弁当を食べながら道沿いに走る路線跡を目で追うと「あっ橋脚だー」橋を見つめながらとりあえず箸を動かします。マヨラーではありませんが、今日はキュウリにかけすぎてマヨ弁当。何をつまんでもマヨネーズの味。

Dscf1657 線路の残る橋脚は、近くで見ることはめったにないのでドキドキしますね。今年は雪が少なかったので助かりましたが、例年はこういかないでしょう。
 箸の…もとい橋の両側は、廃線後に安全のためバリケードが立てられています。まだ、廃線から日が浅いので本格的な整理作業に入っていないようです。

Dscf1652  そのため、まだ重厚感はしっかりしていますね。雪が積もっているので下がうかがえないうえ、横のメッシュの通路も強度が計れず、落っこちたらやなので線路の上をスタンド・バイ・ミー風に歩いていきます。廃線と分かっていても時折、振り返りつつ…

 現役期に乗ってみたいと思っていましたが願い叶わず、というか単に腰が重いだけで残念な想いです。路線に関わらず、近くにあるからと言って色々なことを先延ばしにするのは、やはりよくないですね。人も景色も廃墟もいつまでもあるわけではありません。いつでも一期一会の気持で「侘び」と「錆」の毎日です。

Dscf1656  「ふるさと銀河線」に関してはもっと詳しい旨があることなので、今回は橋の外観を見ます。まだ、廃れきっているものではないので「廃」的魅力には欠けますが、下へおりて見上げてみようと回り込み、さきほど上がっていたあたりを見上げると上では気がつきませんでしたが橋脚の北側接続部分はレンガ積みになっています。それもかなり年期の入った風な。これは、国鉄時代からのものでしょうか。以前、廃線後の取り壊された橋脚跡を偶然みたことがありましたが、レンガの残骸が散乱していてレンガ積みの橋脚は結構多かったようです。

Dscf1654  さらに近づいてみると…なにやら書き込んでありました。少し崩れたところを囲ってあって点検の痕跡が。点検の結果、問題なかったのか忘れてしまったのかそのままになっているようです。この橋もやがて橋脚だけが残り古の遺跡になるのか、全て打ち壊されて跡形も無く消えてしまうのか、それは何ともわかりません。

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 廃線とはいえ、一期一会の出会いができたのは喜ばしいことです

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コメント

鉄塔の真下ってかっこいいですね!
『鉄塔武蔵野線』という映画を思い出しました。

ふるさと銀河線は路線が長くて、まわるのに一苦労ですよね。
鉄橋等ひとつひとつ丁寧に見てまわったらどのくらいの時間がかかるんだろう。
真新しいバリケードは見てると寂しくなりますね。

投稿: haru | 2007年6月27日 (水) 01時35分

haru様 おはようございます
タウシュベツなどで、今でこそ有名になった旧士幌線ももう少し早く北海道遺産化や廃線ブームや早く来ていれば、もう少し駅舎も残っていたかもしれません。「ふるさと銀河線」も高島駅など今のうちに見ておきたいものです。今のところ足寄までですが…

投稿: ねこん | 2007年6月27日 (水) 05時54分

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