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2007年6月 3日 (日)

もうひとつのシャトルステーション 廃ラブホテル『Y館』

Dscf3483

全国の廃ラブホテルファンの皆様こんにちは
日頃のアクセス・ご閲覧にお答えしまして、不完全取材ですが好物件をご紹介します。

『Y館』
鮮やかなピンク色に彩られたこの物件、トップ画像で『ルイドロ』常連の方は「廃ソサエティ(?)な勘」にピンとくるでしょう。総ピンクの奥に見覚えのある形状のものが…

Dscf3487 「廃墟ラブホ“C”」 紹介済み物件の人気ルームであるシャトルと同形の部屋が見えます。
 ホテルの誕生時は、どちらもほぼ同じ。しかし、現役の頃、形状的に特異な“C”に人気が集中したため、便乗して導入したらしく後付の感があります。
Dscf3506  当時、このタイプのユニットハウスが流通してたのかこの『Y』と既出の『C』。そして現存はしていませんがカーショップの事務所に使われていた例もありました。
 『Y』に関しては尾翼なども『C』とまったく同じで同一業者の売込みがあったと想像されます。ただ、シャトルがメインの『C』と違いピンクとスカイブルーのツートンカラーで塀に囲まれていない開放的なホテル本体とミスマッチな感もぬぐえません。

Dscf3501  このあたりには元々ラブホは少なく前者2件がこの辺りでは最初になります。現在までに点々増えていき、人気も当然移り客層が流れ、利用者を維持するためには適度にリニューアルも必要になります。個性を出さなければ飽きられるのがこの手の業種。『Y』の場合は噂による情報ですがリニューアル失敗とは事情が異なったようです。
Dscf3482  それというのもラブホ経営までは良かったのが手を広げようと飲食店を建築。それも認可を出す前に見切り発車だったことと周囲が農地であったこともあり実際には飲食店の認可が得られなかったため営業できず、ホテル経営も同業者乱立のため斜陽になり閉業になったとのことです。シャトルは設置されたものの内装は着工することなく、使われないまま擦れていったようです。何もないためシャトルの基本構造がよく分かりますが大部分が芯まで赤錆が回り、自然崩壊も時間の問題。 また、うっかり足を踏み入れると確実に底が抜けるほどの錆具合。遠巻きに見える茶色のボディは丸々赤錆色なのでした。いまでも銀翼の健在な『C』と違い塗装も成されなかったのでしょう。

Dscf3497  現在近所は宅地となり一般住居や事業所が建ち並び、ホテルから見える位置には小学校もあります。後年の入居者が多いので近所の方からは経営者の情報は得られず、農家の方から噂としての情報でした。

 ●屋ぺーばりに細部(電気メーター)までこだわるピンクと派手さを抑えるスカイブルーのカラーで曲線を微妙に使ったオーソドックスな作りの外観。派手な印象よりさわやかな印象のラブホ『Y』。現在ホテル本体は全ての窓と出入り口を非常に神経質な封印で閉ざして静かに眠りについています。

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