« 赤い社と供物 | トップページ | とり残された僕。① »

2007年6月 9日 (土)

こいつは驚いた!

Dscf1145

 O市の南部にたしか廃校を見かけたことを思い出して行ってみました。
なにせ淡い記憶なので場所の記憶がはっきりしませんでしたが、確かにこの方向に小学校と中学校が存在するのでとりあえず目指してみました。途中、廃小学校は見つけましたが「うーん…何か違ったな…」と道を変えて近辺をウロウロ。

Dscf1136 『あった!たぶんあれや!』 やっと見つけた。断片的な記憶ともほぼ一致。中は見られるかな?とりあえず様子を見ようと寄ってみました。雪が降ってしばらく経つので暖冬の影響で硬くなった雪の上が難なく歩くことが出来ます。

Dscf1147  『良い擦れ具合だな~』 と周囲を見て歩くと鉄筋を使っているようで、見た目より新しい感じです。たまに垣間見える内部はほとんどが物置場と化しているようです。中に何をしまいこんでいるのか窓も網で厳重に囲ってあります。
 校舎の周囲は有刺鉄線で遠くまで囲っていて、現在は牧場の様子。物置の中にも農機具やら電柱の山積みをみかけました。

Dscf1151  たぶん向かいの農家の持ち物になっているのかな? 校舎がまるごと農機具庫になっていたり、牛の学校になっていたりということは良く見てきたのでおそらく、ここもそうなのでしょうね。グランドは放牧場となってしまったのか痕跡もみあたりません。

Photo_21  郊外に出ると住所は分かっていても番地表示や案内板が必ずあるわけではないので、けっこう迷ったりします。「こっちだな」とあたりをつけると反対方向だったこともありますから。また、古い資料にたよると区画整理などで住所や地区の呼称が変わったりすると本当に難しく、結局勘に頼ることになるので、近頃は忘れていた勘も蘇ってきたようです。

 「そうだ!校門。」 学校名でも残っていれば後で資料と照らしやすいですね。正面にいってみるとゲートを据えてあって、校門の名残はないようです。

Photo_23

よーく見てみると…「●●刑務所所管 ●●農場」   「げっ…」

廃校ぢゃなかった…服務作業農場の建物だ…

|

« 赤い社と供物 | トップページ | とり残された僕。① »

コメント

ここ、気になってたんですよぉ。
廃校の再利用のような佇まいなのに
いろいろ調べてみても手がかりがなく・・・
ここはむかーしから●●刑務所のものなんですかね?

投稿: haru | 2007年6月 9日 (土) 23時33分

たぶん、Gパークの旧刑務所が移転したときに作られているのではないでしょうか。学校らしからぬ部分もあります。同時代の廃校は木造・木造モルタル・自家製ブロックが主流で鉄筋コンクリートは時代的に高価で学校には使えなかったのではないでしょうか。この辺に廃校の情報がないのでたぶん…

投稿: ねこん | 2007年6月10日 (日) 00時10分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: こいつは驚いた!:

« 赤い社と供物 | トップページ | とり残された僕。① »