とり残された僕。②
今日は、暑かったですね。ねこんエリアでも今日は30℃を越えました。でも、30℃を越える日は、さほど多いわけでは無いので今ひとつの辛抱です。ただ、この時期になると虫が多くなるので探索の折、虫対策も必要になってきます。今日の予想最高気温は32℃?!
この家の校区は既出「廃校」の『マザーグースの教室』と思われます。
サイロらしきものは残っていないので畑作専門だったのでしょうか。ただし、カレンダーなどから、この学校の閉校以前に転出している様子です。
子ども1人の3人親子。それがこの家の家族構成のようです。
さほど物は残っていないらしいですが、奥の部屋にいくと多くの物が残っていました。おそらく後で取りに来るつもりで残していったがそのまま有耶無耶という感があります。
一方の部屋は締め切られていたにも関わらず、畳の風化が進行していて藁を撒き散らしたようになっていました。
作業ズボンがぶら下がったままで、中身の入った大きな布団袋もそのまま置いてあり、転出と思えない雰囲気もありました。でも、このまま30年以上は経過しているのでしょう。新たな仕事の都合で家族と共に一時転出。日々の暮らしの中で我が家には戻らなくなったのか、我が家を忘れてしまったのか家は取り残されたままです。
部屋の奥に視線を感じて見上げると…
ひとり 家にとりのこされた少年がいました…
「ずっと 待っているよ…」
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