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2007年5月20日 (日)

廃ボウリング場の闇に潜むもの 調査編

002 

 幽霊云々の噂があることは確かなようですが以外にそれを知る人は少なく、「幽霊屋敷(?)」との噂は知っていても実際に何があり、どのようなものが出たかという話は聞かれませんでした。
 むしろネット上に出てくる話のほうが具体的ですが、出所詳細は不明しかも情報もごくわずか。また、調査に行きましたという記述もありましたが後日談は出ず…

「2番・3番レーン辺りに出るらしい…」 

との情報を確認していますが聞き込みでは「そんな話はあったね~」というだけで詳しい話は知らずじまいという方が多く、噂自体が中身の無いまま一人歩きしているようで現地情報は得られません。閉鎖から30年以上の経過で噂は風化していったという感じです。

 それでは、この物件は何故、現在まで放置されているのか?
ここの隣町の町史では「ボウリング場の誘致と衰退」的な項が出てきますがこの町の町史や開基記念誌等の文化・スポーツの項は記述は出てきません。しかし、その情報はわりと近くで容易に得ることができました。北海道外の最大手企業●●●●。
 かなり、気負いも感じましたが後日、電話で確認を試みることに…
ところが、先方はまるで解らないというような反応。長引かせると迷惑らしく少々語尾がとがってきたため早々に切り上げました。

「どして?」 自分なりにこの件を調べて整理してみると…

1.このボウリング場のある町の名は日本中に存在したために話が見えない
2.ボウリング場の名も同じものが日本中にあり、なおかつ、この大手企業の本拠
  
地にも現存しているから、妙なことをいう奴だと思われた。
3.この大手企業自体が同業・異業種の吸収および合併によってグループを拡大し
  たため、管理社名が度々変わるが単に名義変更のみの転売のような複雑な構
  造を窓口に把握してもらうのに無理があった。
4.該当する企業との合併から経過年数が浅いため。詳細が分からない。
5.単に土地関連のキャッチセールスと思われた。

ということでしょう。

 そこで、逆を追ってご当地に現在の大手企業の同業社が入っていたという線から探ると道東にありました。1960年操業の準大手企業が。その原材料供給先が道内各所に分散し、当地にも入っていました。なおかつ、その企業の最盛期とボウリングブームが時期的に一致します。

 そして、営業を終了したとされる1974年には、前後してボウリングブームの衰退とこの企業の業種に大きく係わる『オイルショック』がありました。
 ブームの衰退も閉鎖原因のひとつでしょうが原材料はともかく製造・流通に係わる問題だけに採算性の合わなくなった関連会社のボウリング場は即刻閉鎖になったのでしょう。

 現地管理と思われる子会社を探してみますが名義が変わってしまったのか、把握ができません。越年の関係もあるので周辺住民も変わり、それを記憶する人には可能な限りでは見つかりませんでした。

 昨年時点で同ボウリング場敷地自体は立入禁止の柵は無く、周辺の駐車場に使われ、黙認されている感もあります。建物自体は窓をコンパネで板張りされているものの、長い月日の間にそれ自体が劣化、及び破壊の跡があり、容易に入ることが可能な状況でした…そのはずが…

Dscf0048

 現在、当ボウリング場のバリケードは更に屈強に補強されています。
この時点で内部調査はあきらめていました…

つづく

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