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2007年5月14日 (月)

ミステリー枯山水

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 ガーデニングブームのあおり、その素材としてレンガや枕木などが相変わらずもてはやされています。今では中古風にしあげた新品のレンガや枕木も出まわり、ものによってはそれらに見立てたコンクリートや樹脂性のものも流通しています。

Imga0417  しかし、元々払い下げの古品を使って安価ながらも風合いに味のある素材として使われていたのがいつしか店舗扱いになり、中古枕木などでも犬釘跡の穴から芯部に虫食いのあるようなものまで3,000円前後で販売されています。
 次に枕木ほどではないにしても注目されたのが質感の同じ中古電柱。1メートル程度にカットされたものがやはり3,000円前後。下手をするとクレオソート注入ではなくコールタールべっとりのとても草花に良いとは思えないような物も店頭で見ることがあります。

Imga0425  そこで一般に注目されたのが、『流木』。近くの川原で容易に集められて素材感が良い。
ここいらの芸術家には新しい素材として『流木アート』なる展開もあり、一般に接する機会も多くなったことから静かな中にも堅実なブームになっています。海辺にいっても角がすっかり取れた自然の造型を見ることがあります。川原や海辺を歩くとアート心を刺激されてつい拾い物をしてしまうのが悲しい性です。

 そんな折、見つけたのが川原の不思議な庭園。砂と石と流木で作られた枯山水風。
それが川原の中にポッカリ置かれたように存在して、しかも毎年その場所が変わります。見つけたときは現在より400メートルほど下流側。その前は更に100メートルほど下流。最初に見つけたときから500メートル移動したことになります。
 形も変化し、一重の楕円形だったものが現在複雑化してきています。

 人間業では無理!という代物ではありませんが、誰が何の意図で築いたのかは興味の尽きないところです。

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コメント

おはようございます。
アイドル廃屋には興奮しました、走ってる百恵さんはたぶん赤いシリーズのものですね。
おぉ!やっと枯山水がでましたね、こうしてみるとホントにミステリーですね、引き続き調査お願いします。

投稿: カナブン | 2007年5月14日 (月) 08時21分

日本の「わび・さび」に傾倒した地球外生物による我々人類に向けたメッセージだと思われます。(嘘)
今年はまだ新しいものは、出現していませんでした。冬を越して見事な流紋は消えてしまいましたが全体像は健在です。

投稿: ねこん | 2007年5月14日 (月) 11時41分

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