海を見つめる巨大ガニ
昨年度(06年)いっぱいで閉鎖された海の見える海のテーマパーク『シー●イドパーク H』。
今は無き、その施設は町民に限らず思い出深いところですが、今は遊具設備も取り払われ、水族館は養殖事業に転用されているようです。
ショーで楽しませてくれた海獣たちも海へ帰されたり、他の施設へ行ったりしましたが、移動にはしのびないセイウチなどは、この施設に残されています。ただ現在は一般公開はされていません。遊具の消えた敷地には、己の境遇を知らされなかったクロッカスやスイセンが静かに花を咲かせていました。
この夢海岸、現役期の雄姿は我、師匠のサイト『北海道廃墟椿』でご覧いただけます。
ここから海沿いを走り、博物館を越えた辺りに上の物件が目に飛び込んできます。
昨年、公園のラストシーズン期には、ここもまだ使用可能でしたが。公園と共に閉鎖されてしまったようです。
道なりに反対側から来ると普通のトイレなのですが、遠くからでも目に付く巨大ガニは『直売所?』と思われるほど壮観。 現役時、利用したときは中は何の変哲も無いトイレでした。便槽の底には無数のカニが蠢いて…ということもありません。
『カニがあるならイカとかサンマも…』と思い探しましたが、ここひとつだけのようです。
色も当初は茹で上がりの赤であったと思えますが実際はどうだったでしょうか?
人の集うことも少なくなったこの地に(キャンプ場はシーズンは現役であるようです)今も巨大ガニは残り、その表情は静かに物思いにふけっているようにも見えました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あっ先にやられてしまった(汗)、「か○神社」と「か○便所」でいつかやろうと思ってたのに。
このカニは室内に入り込む足もしっかりと再現されてる見事なカニです。
「まごころのころも」私も色々考えましたが、服を着せるから寒く見えるんですよね、あれはやっぱりよけいなお世話なんですよ。
投稿: カナブン | 2007年5月29日 (火) 07時43分
そうですか。師匠があれを見落とすわけはないですよね…
今週は『イン・ジ・エア』共々「海鮮週間」です。
海鮮づくしでお願いします。
投稿: ねこん | 2007年5月29日 (火) 10時20分