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2007年4月15日 (日)

廃墟ラブホテルノート/5ページ

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 元日だというのに廃墟内。でもこういう浮世離れも嫌いではないです。もう、すっかりお正月とは無縁の境地に入り込んでいます。フロント(制御室)に一人座り、ノートをパラパラと読んでいると今、ここにお客さんの車が入ってくるような気もしてきます。

 潜入(進入)だとこんなノンビリというわけには行かないでしょうがアポ取りで入ると廃屋の雰囲気に浸っているときにおじいさんが『どうだい?いい写真撮れたっかい?』と、やってきてガイドをしてくれたり、野良飼いの犬が終始そばでグルグルまわってたりしますが…今回は時期も時期なので遠くに時折、車の通過音を聞きながら『時間の止まった場所』でひとり時間を超越した人間になったような気分がしてきます。

Dscf2853_1  さて、ノートの内容は、彼は寝ちゃって…』『泊る場所を探してここにきました!』『旅行中です』『身の上話』『ガキはこんな所にくるな!(自分を棚上)など…
 今は亡き、部屋自体に触れたことはないのかとページをめくると

Dscf2860_1 『あった!』 ギリシャ神殿風?彫刻が施されている柱とかがあったのでしょうか。『サモトラケのニケ』とか『ラオコーン』の彫像が部屋の中に「ででーん!」とあると怖い。(ハンガー替わりにされるか…) 瓦礫の山の中にギリシャ風の柱は確認できなかったので、たぶん壁紙が下半分が大理石の柵で上が青空とかそんな装飾で雰囲気がギリシャ風とされた所以ではないかと思われます。

Dscf2862  更に5号室の『吊りベッド』の実体も見えてきました。
 実際は全然期待はずれだったようです。特定の部屋だけのベッドを吊り下げるのは構造的に無理でしょう。想像するに天蓋付きのカーテンを吊り下げたベッドではなかったかと思います。それが『吊り』と付くと吊ったベッドと誰でも思ってしまいます。語句的な説明不足が誤解を招いたのでは?それとも吊ってあったものを暴れん坊が落としてしまったのか…

 それにしても『彼が寝てしまった』というのが多いですね。(そんなに疲れるんですか?) なのでノートを記入するのは、ほとんどが女性です。日付もほとんどが1984年頃。漫画文字とかちょっとしたイラストにも時代を感じます。
 管理棟のカレンダーは1996年で、このノートはその頃から遡り開業初期、各部屋に置かれていたようです。盛んに思い出ノートの記入が行われた頃からほぼ12年後には閉鎖、その後、取り壊しを中途半端にして廃墟化しました。現在までのトータルは築23年です。

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 トムは全てを見ていたのかな…?

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コメント

想像通りの丸文字とイラストにはやっぱりと思いました(大笑)。
トマトジュースがトムとジェリーに見えますね。

投稿: カナブン | 2007年4月15日 (日) 16時57分

あ~自分で良く見るとたしかにそばのダンボールが『トマジュー』ですね。
『●すかノート』は全部で8冊(部屋分)。とてもサイトに載せられない露骨なものもありました。時に1984年、『なめねこ』位の頃だったかな?でもU●Oキャッチャーの景品みたいなぬいぐるみも数点放置されているので時期特定の混乱する物件です。それほど特異な物件でもないのに大変なアクセス数を頂きました。『廃ホテル』って人気カテゴリーですね…

投稿: ねこん | 2007年4月15日 (日) 23時11分

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