マザーグースの教室 CLASS-B
『おお~っ!カバ!』これは凄い!ほとんど実物大ですよ!これで構造がほぼ理解できると思いますが解体材を寄木風に集めているんですね。前回のにわとり先生と子ども達も一体一体すべて同じ構造です。物も凄いが作風も凄い。しかもその接合に木ネジも使っていますが全てネジの頭を1段中に下げて、木のくさびで蓋をするダボ処理(ネジの頭を隠すため)というのを施しています。
思わず本筋を外してしまいそうですが、気を取り直して校内を案内していただきます。
正面の入り口、生徒が出入りしていた玄関は雪に埋もれていて校門側に近い通用口から入りました。
廊下の照明が丸いペンダント式(吊るし)で珍しいですね。良く見るのが蛍光管2連のペンダント式が多いので学校というより、病院風な感じを受けました。
真っ直ぐな廊下、走りたくなってきます。開校時だったら生活委員のチェックは免れないでしょう。下校時には職員室に呼ばれます。白い壁、薄いグリーンの天井、サーモンピンクの建具、安心感のある配色です。
体育館に来ました。『おや?変っていますね』天井が低くてバレーは無理!バドミントンなら何とか…という印象。据付のステージは柱があって何だか旅館の宴会場のような気がします。壁には何やらサインがたくさん…
『数年前、村と交流している町の交流少年団が来村したときに宿泊する場所の確保が間に合わず、数日間、ここを利用したんですよ』 なるほど、でもその子たちもここを見てびっくりしただろうね。何となくそのときを想像すると自分のものでもないのに悪戯っぽい笑みが浮かんできます。ここは現在、完成した木工家具が並べられています。
『向こう側に、もうひとつ体育館がありますよ。』
『えっ?体育館がふたつもあるんですか?』
続きは明日、“Class-C”に移動します。
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