キラーカーン廃墟
廃墟めぐりに夢中になっていると、つい食事や水分補給を忘れてしまうことがあります。こういう気持ちになるのは何年ぶりかな~と思うこのごろ…
今時の廃墟まわりは除雪などされているわけでもないので膝上以上の雪の中をズンズン進まねばならず、服装はスノボのウエア。以外に体力も消耗するので水分補給は重要です。
でも、郊外や山中になると、お店はもちろん、自販機すら『廃』なことがあるので現役を見つけたときは、なるべく購入しておかないと後悔します。
上の写真はお茶を買うために立ち寄った小さな市街地で見つけたものです。建物はすでに『廃』ですが入れません。おや?視線を感じると思ったら、あちこちの窓に演歌歌手のサイン入りキャンペーンポスターが貼ってあります。サインの宛名が某スーパーなので関係者の建物でしょうか…。
その中の1人、キラーカン歌う『ふるさと真っ赤っか』…プロレスのキラーカーンのことですか?『キラーカン』とか微妙に異なっていますが…
プロレス詳しくないので別人かもしれないですけど、本人だったら『真っ赤っか』は恐ろしいですね。悪漢が売り物のレスラーだから。どんな歌なんだろう。
今日もリングは 真っ赤っか 血しぶきあがって 真っ赤っか
夕日みたいに 真っ赤っか 額がわれて 真っ赤っか
そんなオイラの 額見て みんなの 眼も真っ赤っか
オイラのハートはブルーだよ…
みたいな歌だったりして…
誰か知っていたら教えてください。
演歌歌手は一曲売るのにキャンペーンの息が長いのは常識らしく、地方のホントに小さい会場や食堂みたいなところでも小まめに回るので凄い商売です。ヒットの火は地方から上がることも珍しく無いそう。
ねこんの実家近くの小さな食堂にも年に何人か来るようで色紙を見回すと『小夏&ひょっとこ/ロックソーラン節』(ちなみに“ひょっとこ”はイケ面バックダンサー)とか名前は忘れましたが『演歌と手品』『演歌とトロンボーン漫談』『演歌と健康体操』など非常にモンドな印象を受けます。ちょっと和洋中滅茶苦茶でタイガーバーム的な感があって正直興味深い…
遅いけど北海道も春は確実に来ますよ 渥美二郎様
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