ナギサは幽霊です。海とハッカ飴が大好きで、もちろん学校も大好き。運命のいたずらは、わずか9歳のこの子の心と体を引き離しました。でも、ナギサは海も運命も呪いません。幽霊の身になってもずっと未来を見ています。カテゴリ「ナギサ・フライト」は幽霊ナギサの旅と廃墟にまつわるお話です。その大まかなあらすじと解説のアルバム。
また、ひとりぼっちになったナギサカズノリは引越しの際、いつか会いに来る約束を残して引っ越していきました。運命は更にいたずらを仕掛けます。嵐がナギサの家の屋根を壊し、陽の光が家の中に入ってきました。「もうダメだ!」と思ったのに何も起こらず、ナギサは自分が陽の中に出られることが分かりました。喜び勇んで外に出ると小さい子が自分に変な視線を向けてきました。人からは見えないと思っていた自分を見える人がいたのですが、このときの目がナギサにとって怖かったため、あまり外へ出なくなりました。あるとき、通りがかった中学生の話から近くの港に幽霊が出る話を聞き、興味を持ちます。