また、ひとりぼっちになったナギサ
カズノリは引越しの際、いつか会いに来る約束を残して引っ越していきました。
運命は更にいたずらを仕掛けます。
嵐がナギサの家の屋根を壊し、陽の光が家の中に入ってきました。
「もうダメだ!」と思ったのに何も起こらず、ナギサは自分が陽の中に出られることが分かりました。
喜び勇んで外に出ると小さい子が自分に変な視線を向けてきました。
人からは見えないと思っていた自分を見える人がいたのですが、このときの目がナギサにとって怖かったため、あまり外へ出なくなりました。
あるとき、通りがかった中学生の話から近くの港に幽霊が出る話を聞き、興味を持ちます。